ぐにゃぐにゃまがる



幼稚園の時は看護婦さんになりたくて

小学校の2年生はニュースのリポーターになりたくて

小学校卒業する時はとくになりたい職種はなかった。

ただ、卒業式に大きな声で将来の夢を言わなくちゃいけなくて

「周りに友達がいっぱいいる大人に成りたいです。」

って言ったのを覚えてる。



小中学生の時はなんとなく将来テレビに出てる気がしてた(笑)





高校生のとき、

あえていえば、インテリアコーディネーターになりたかったのを

今思い出した。





予備校に行き始めは立体構成をやってたはず。

気づいたら、平面構成のほうが上手にできるし、たのしかったから

そればかりやってたなぁ。






大学に入って

気づいたら、タイポグラフィーだのなんだのって言ってた。

あえていえば、将来エディトリアルの仕事をやりたかったのを

今、思い出した。






気づいたら、広告代理店に務めることになってた。

それって一番向いてないとおもってた(る?)ような場所だなぁ。





インテリアコーディネーターになりたかった自分を、

エディトリアルをやりたかったと思ってた自分を忘れてたみたいに、

広告なんてあたし無理だよって思ってたことを

「そういや、あの頃、そんなふうに思ってたなぁ。」

なんて思い出す日が多分来るんだと思う。(そうでないと困る)






「これからの自分のビジョンが全くみえないなぁ。」

なんてぼやいたら、隣にいた人が

「そんなん、今見えてたら、おかしくない?まずいでしょ。」

っていってました。






時間が流れれば、その分変わっていくし、

自分の趣味とか、好きなことですら、

頭の隅っこに追いやってしまって、すっかり忘れていたりする。



私はなんとなく、

自分の軸みたいなものを漠然とつかんでいる気がするけど、

この軸も絶対真っすぐではないし、ぐにゃぐにゃと曲がってると思う。

でも、真っすぐにしたいとも思わないし、

今掴んでいる軸も、完璧思い込みだったりするのだろう。






自分を定義することなんてくだらないことに決まってる。

でも、定義しないと安心できないんだよなぁ。

面倒だ。





ちなみに未だに漠然と将来テレビに出てる気がする私です。