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もう、うんざりだ。
どうか私を落胆させないでくれ。
おかげで見た夢の始末に困ってしまったではないか。
あなたは私の恋人でもなければ、母親でもないのに、
四肢をしばり、上方でいじりたがるのか。
それだけで足らず、呼吸に交えた一言にまで、
ギラギラと目を光らせるのか。
わたしはいささか疲れた。
しかし、あなたがいなければ、今の私にはなり得なかったわけで、
あなたは、花丸に鉢植えがつくほどの重要な立場にいたのはたしかで、
私が変わってしまったのか。
あなたが変わってしまったのか。
あなたが変わらなさすぎるのか。
二人はものすごい近い所で、全く違う世界に居過ぎたんだと思います。
当分わたしのあたまの中からさようなら。