無題。

昨日見た妙な現実味ある夢がこびりついて離れず、
朝方帰って、部屋に充満した空気の暑苦しさに驚いた、
だらだらすごしてしまったなと、日が沈んでから後悔する、
否定していた人やモノに少なからず自分では歩み寄れないだろう故の憧れがあったことに気がつく、
今日発した言葉が、音ではなく、液晶に並ぶ文字のみだと気づき、
わざと大きめに意味の無い音を発してみたけど、
隣の部屋から聞こえて来たもののようにぼやけた、
今日はこんなもんだと、思って聞かせる私は、
きっと何年経ってもそこには追いつけないだろう、
と思えば、もう少しだけと手を動かしてみようとおもう、
追いかける背中があってよかったし、失ってはならない、
鬼退治は完了したのだ。